平成30年度から本学部の教育プログラムが変わります

平成30年より、専門基礎科目等の基盤教育プログラムの充実や社会ニーズの変化等を踏まえた専門教育プログラムの改編を主な内容とする学部教育プログラムの見直しを行う予定です。その概要については以下の図をご覧くださいませ。


専門教育の枠組みの改編

文理融合を基礎とした、より学際的な教育を実現するために、専門教育の枠組みを現在の6コース(環境システム、環境共生社会、環境デザイン、人間形成、国際教養、健康創造)・1課程(食環境栄養課程)から、扱う対象の特性に応じて5つの専門「系」(人間形成、国際文化、社会デザイン、環境デザイン、食環境栄養)に改編します。食環境栄養については、本学部の特徴ある専門教育の一つで、食と栄養に関わる分野を牽引する人材育成を目的としています(後述)。そのために国家資格である管理栄養士資格取得が必須であり、他の専門系よりもさらに特化した教育課程(プログラム)が必要とされます。ついては、これまでと同様「食環境栄養課程」と呼称することとし、他の専門系とは異なる特色化をめざす(学生は入学時より課程に配属される)。

各系または課程が提示するカリキュラムマップに従って専門科目を学ぶことにより、学生は以下のような専門的な知識、技能、資質を身につけ、それぞれに示すような職業分野において活躍することが期待されます。

 

 人間形成系

より望ましい人間の成長・発達や生涯にわたる健康の維持増進のための環境づくりを目指します。習得される資質・能力は、個々の生き方を尊重しつつ、 他者との共生を図ることができ、グローカルな視点で、これから求められる人間関係・地域社会を創造できる知識を基盤とした思考力および実践力です。

 

・活躍が期待される分野

人間の成長・発達・健康に関する知識とコミュニケーション力を活かすことができる分野が考えられます。具体的には、健康・福祉・教育関連企業、金融機関、生協・農協などの団体、公務員(警察官、消防士、学校事務職員などを含む)、NPO法人などが考えらます。

 

② 国際文化系

現代社会はグローバル化が進み、自国の状況を知るのみならず、海外情勢を知ることや異文化への深い理解が不可欠です。

国際文化系では、英語をはじめとする語学やそれぞれの言語の文化的背景、国際情勢が生み出す文化現象や多文化社会について学び、社会的なコミュニケーション能力と異なる文化への理解や共感を持てる人材を育成します。また、多面的な文化理解に基づいた人間力を磨きます。

 

・活躍が期待される分野

異なる文化を理解する力や、国際的な関心や語学スキルを活かすことができる職業が考えられる。具体的には、サービス、観光、運輸などの業界における各種職種や、海外における業務や交流のある企業、公務員、国際協力団体などの職種が考えられる。

 

③ 社会デザイン系

 社会デザイン系では、よりよい社会を創るために、他者と協力して社会空間やサービスを創造し、それを通して人間にとってよりどころとなるコミュニティを育んでいくための知識を習得し、その態度と能力を身につけます。

 

・活躍が期待される分野

 社会やコミュニティを創造する知識や能力を活かすことができる分野が考えられます。具体的には、金融、商社、交通・観光、マスコミ、団体(農協、商工会等)等の企業の他、公務員、NPO法人、社会福祉法人などが考えられます。

 

④ 環境デザイン系

環境デザイン系では、自然と生活の環境をめぐる時間・空間・社会の特性に関する知識の習得を目指します。その上で分析、計画、環境、構造などの各技術体系に基づきより良い生活空間を構築するための専門知識を学びます。また、これらの専門知識を基礎として快適な居住空間、住みやすい人間社会を創造するための応用技術を習得します。

 

・活躍が期待される分野

 居住空間の創造や生活空間の構築に関する知識や技術を活かすことのできる分野が考えられます。具体的には、建築事務所、住宅・インテリア関連企業、建設会社、公務員(建築などの技術職を含む)、環境関連分野の製造業、情報関連企業、林業・森林関連企業、衛生管理関連企業などが考えられます。

 

⑤ 食環境栄養課程

 「食」は、人間の健やかな成長や穏やかな老化を迎えるために極めて重要で、 私達の暮らしや健康に影響を与え続けています。食環境栄養課程では食と栄養・健康との関わりを専門的に学び、豊富な実験・実習を通して知識を確かなものとし、優れた技能や実践力を身につけ、同時に本学部の特色を生かし、豊かな人間性を身につけた管理栄養士の養成を目指します。「食と健康に関するプロフェッショナル」を育成することで「食」を通した社会貢献を果たすことを目的とします。

 

・活躍が期待される分野

  食環境栄養課程では、豊かな食生活と健康な社会の実現に向けて、科学的視点と専門的実践能力を身につけ、高度な栄養マネジメントを行うことのできる管理栄養士(保健・医療・福祉・教育・食産業などで活躍し、食環境づくりに取り組み、人々の健康と生活の質(QOL)の向上に資する人材)の育成を目指しています。栄養教諭への道も開かれています。

 

※詳細については現在検討している段階であり、今後変更の可能性もあります。